アロマオイル(精油)の基礎からブレンドまで
From basic to blend for Essential Oil

アロマオイルって何?という疑問からブレンドする時のコツまで
なるべくわかりやすくお伝えしていきます。
アロマオイル(精油)とは?
そもそもアロマオイル(精油)とは何でしょうか。精油とは植物から採られる香りの成分(芳香分子)の集合体です。
エッセンシャルオイルとも呼ばれます。
ミントなどハーブの葉っぱを指で擦ると指先がふわっと香った経験はありませんか?
この香りの元が芳香分子であり、この芳香分子の集合体が精油です。
芳香分子は植物自身が作り出したもので、植物の種類によって作られる芳香分子の種類が異なり、蓄える部位も様々です。
精油の多くは水蒸気蒸留法か圧搾法で採られます。
自然の恵みである精油
植物は生育地(土壌)や気候条件、採取時期、採取の条件などにより、採れる精油の成分や香りが少しずつ異なります。
そのため毎年全く同じ香りの精油を作るのは不可能に近いのです。
蒸留の方法や技術によっても微妙に異なります。
さて、1kgの精油を摘出するためにどれほどの量が必要でしょうか。
ローズは約4000kgの花びらが必要と言われています
ラベンダーアングスティフォリアは160kg。
いずれにせよ多くの植物の命をいただいているわけですから
誠実に、感謝の念を持って精油と向き合っていきたいものです。
ブレンドする際の3つのコツ
精油に慣れてきたら数種類の精油をご自身でブレンドしてみると楽しみがグッと広がります。
こちらのセクションではブレンドをする際の注意点やコツなどをご紹介していきたいと
思います。
まず1つ目に大事なことは好きな香りを使うことです。
嫌いな香りを使用して気分や体調が悪くなってしまわないように自分にとって心地良い
香りを選んでくださいね。
2つ目は作用です。リフレッシュやリラックスなど目的に合わせた精油を選んでみてください。
3つ目はイメージです。爽やかな朝、森林、ゆったりとした夜などイメージを膨らまして
ブレンドすると思ったような香りに近づきます。
香りの持続性をあらわす「ノート」
好きな香りや目的の作用がある精油を何でもかんでもブレンドして良いというわけではありません。
香りの持続性を比較してバランス良く配合するのもバランス良く仕上げるコツです。
「香りのピラミッド」は時間の経過と共に香りが変化していく様を表しています。
トップノートは香りの第一印象。最初は強く香りますが早めに香りが消えていきます。
フレッシュな柑橘系がその代表。
ミドルノートはトップノートから自然に移りゆく香り。全体の中核となる香りです。
フラワー系やスパイス系に多いです。
ベースノートは時間が経つほど強く香ります。濃厚な香りの樹木系が多いです。
香りにも相性があります
人や動物に相性があるように香りにも相性があります。下記の同じ円に入ったグループ、隣り合ったグループは相性が良いとされています。
その他、香りには強弱があるので強い香り(イランイラン、ペパーミントなど)を多く入れると他の香りがほとんど感じられなくなってしまいます。
イメージ、ノート、強弱をノートに書きだして試してみるのもひとつの方法です。
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